「小間」というのはブーススペースの単位のことです。
展示会ごとに異なりますが、
通常 1小間=約3m × 3m(9平方m)で設定されていることが多く
2小間は約6m × 3m(18平方m)のスペースになります。
当然ですが、コストがかかる点です。
スペース費用が倍になるだけでなく、
ブース装飾に関しても壁を立てたり展示台を造作にしたりすると
製作費だけでなく運搬費や廃棄費用もアップします。
照明の灯数が増えれば器具のレンタル費に電力使用料も変わってきますし
モニターや商談セット(イス+テーブル)のレンタルも…という様に
単純に1小間の出展時にかかった費用の2倍、では収まらないケースがほとんどです。
さて、「2小間」の概要をお伝えしたところで
近年弊社で担当させていただいた2小間のブース事例を5つご紹介いたします。
出展社様ごとに全く違った角度でのアプローチのため
2小間ブースの多種多様な展開をご覧ください!
Japan Home & Building Show 2022にご出展された
セイキ販売株式会社様ブース。
展示製品が大きく数も多い場合は必然的に最低でも2小間という選択になります。
2小間のスペース内で製品をじっくり体験できる導線の確保と
見せ方への細かい配慮がされたブースです。
サーモテック2022にご出展された、株式会社サンリック様ブース。
スペースサイズを活かし、商材展示から資料を出力したバナーも掲出しつつ
ハイチェア&ハイテーブルが1セットと
腰を据えて商談のできる4名掛けの応接空間を確保。
さらにその横の壁はコンパクトなストックルームになっており、
多くのスペックを盛り込みながらも、ゾーニングと導線にこだわって実現したブースです。
TECHNO-FRONTIER2022にご出展された
有限会社青山モータードライブテクノロジー様ブース。
商材とグラフィックパネルが多そうに見えるブースでも
高さを出した上部看板やコーナー毎のカラーLED、
空間からグラフィックまでデザインに一貫性を持たせたことで
情報がしっかり整理され煩雑にならず窮屈な印象はありません。
2小間とは思えないダイナミックさを感じるブースに仕上がっています。
COSME Week 東京 2023 第11回 [国際]化粧品展にご出展された
株式会社コスメディアラボラトリーズ様ブース。
ここまでご紹介した3ブースと大きく異なる特徴が、1面開放という点。
入りずらいブースになりがちですが、
思い切って通路側に大きな壁面を設け映像を見せつつ
メインの展示部分は店舗をイメージした間接照明にこだわったリッチな空間にすることで
そのギャップに思わず脚が止まるブースとなっています。
CITE JAPAN2023 第11回化粧品産業技術展にご出展された
株式会社マサキ工業様のブース。
印象的なボーダーに対してシンプルに白とゴールドのみで構成し
棚下照明や天板照明を活用したライティングが製品を引き立てています。
2小間でありながらも展示会場で存在感を放つブースとなりました。
▼その他の2小間ブース事例
以上、2小間のブース事例のご紹介でした!
2小間になると自由度が高まり、オリジナリティを出すことで
他社ブースと差をつけやすくなります!
展示会へのご出展を検討されている方は
ぜひ申し込みスペースを決める際の参考にしてみてください♪
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